MJ東京2月予告編:講師より講演アウトラインをいただきました
2013年2月14日のメンタージャム東京で講師をお務めいただく古澤和哉氏より、メッセージと講演内容のアウトラインをいただきました。
~久々の大型改正! 4月1日施行、迫る~
「労働契約法・高齢法・派遣法 直前対策セミナー」
講師:古澤和哉 氏(古澤社会保険労務士事務所 社会保険労務士/人材・組織・教育コンサルタント)
講師メッセージ
「法改正は待ったなし」と言われますが、労働関係の法改正は、改正と同時に何か申告したり調査されたりということが少ないためか、対応までに時間がある、のんびりしたイメージが持たれるようです。
しかし、労働者とのトラブルにおいては、改正があったときに対応しておけば円満に解決できたというケースが多く、問題が発生してからでは対応が困難であることも多く経験しています。
改正労働契約法、改正労働者派遣法、改正高年齢者雇用安定法、いずれを取りましても、トラブルが起こったときはすでに違法状態。そこからのリカバリーには、時間と費用がかかってしまいます。
今回のセミナーでは、
- 改正内容を正確に認識し、自社の事情をあてはめて考える。
- 改正への対応に、エネルギーと費用がかからないような方策を考える。
の2点を目標にして、コンパクトに説明します。
その他、障害者雇用へのヒントや、年金関係の今後の進展についてもお話しいたします。
ご参考になれば、こんなにうれしいことはありません。ご自身の事務所のためにも、クライアント先のためにもどうぞご参加ください。
講演内容(予定)
1. はじめに 法改正と企業戦略
法改正と企業戦略を別々に考えない / 企業戦略の中に、法改正を織り込む必要性 / 労働関係の法改正が企業の不利益のみを暗示するものではない
2. 法改正のあらまし マクロ(労働市場)を掌握しましょう
近時の労働市場 / 改正におけるマクロ指標
3. 労働契約法の改正とその対策
改正のポイントと対策の勘どころ / 雇止めを、要員管理の調節弁に使うことはもはやできなくなる / 本格適用までは時間があるが、それまでの社内整備は急務
4. 労働者派遣法の改正とその対策
改正のポイントと対策の勘どころ / 派遣先の責任が厳しく問われるようになり、対策が急務 / 派遣労働者に関しては、派遣元がうまくやってくれる時代は終わった
5. 高年齢者雇用安定法の改正とその対策
改正のポイントと対策の勘どころ / 本格的65歳定年が企業の課題に / 身体状態、解雇相当以外の継続雇用拒絶は不可能に
6. その他(障害者雇用法、年金関連)の改正とその対策
改正のポイントと対策の勘どころ / 人事担当者にとって、障害者雇用はルーチンワークに / 年金・財政問題の解決に、誰が血を流すのか
7. まとめ
(以上は現時点の構想であり、変更の可能性があることをご承知おきください)
社会保険労務士および人材・組織・教育コンサルタントとして、企業の人事労務に広く関与されている古澤氏のご講演をご期待ください。また同氏には交流会にもご参加いただきますので、ご質問やご歓談もお楽しみいただけます。
◆2013年2月14日「メンタージャム東京」の詳細・お申込みはこちら
古澤和哉氏プロフィール
1959年 | 熊本県荒尾市出身 獨協大学経済学部経営学科卒 生命保険会社 税理士事務所勤務 |
1990年 | 社会保険労務士合格 |
2003年 | 3月 古澤社会保険労務士事務所 開設 |
2006年 | 特定社会保険労務士合格 同登録 職業訓練校非常勤講師 / 生命保険会社営業研修他 講演・セミナー多数 介護会社取締役 |
著書 | 『人事屋さん 今月はこの手続き』労務行政) 雑誌 / 専門誌 執筆多数 第一法規 / 労務行政 / 日本法令 / 労働新聞 等に執筆連載 |
古澤和哉氏関連ニュースなど
『初任者・職場管理者のための労働基準法の本 <第2版>』 編集協力 : 古澤 和哉 氏
【縁結び侍 山口毅が行く!メンター事務所訪問記】 古澤 和哉 氏 (社会保険労務士/東京)
- 2012年12月25日
- カテゴリ:メンタージャム